牛久シャトー閉鎖理由や経緯は?再開する可能性についても紹介!

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こんにちは、Yoshiです♪

さて、ワインの醸造所は昔からオリジナルの醸造方法を確立しているところも多く、銘柄によっては愛飲家も多く存在します。

そんな中でも牛久シャトーはワイン愛飲家からすごく注目されている醸造所の1つですが、閉鎖の噂が絶えず流れています。

ワインコレクターの中には閉鎖前に買っておこうと考える人もいるかと思うので、この記事では牛久シャトーの閉鎖情報について紹介しています。

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牛久シャトー閉鎖理由や経緯は?

牛久シャトーの閉鎖理由は、長年の経営不振で赤字が増えた上に人材不足が悪化しているからです。

特に牛久シャトーは幅広く飲食業界で商売をしていますが、そのいずれも業績が悪化していました。

そこで牛久シャトーはレストランや物販事業を中心とした市場から撤退することを2018年に決定しています。

実はこの2018年は、2000年度以降最多で飲食店が倒産している年として有名になっています。

その大きな原因は後継者を含めた人手が不足しており、その事例にもれず牛久シャトーも閉鎖という判断をするしかなかった模様です。

その一方で国内のワイン消費量は1980年から2020年にかけて8倍も増加しているので、決してワインの人気が無くなったわけではなさそうです。

さらに2010年ごろからは、牛久シャトーのような国産ぶどうで作られたワインの人気が上昇しています。

それでも牛久シャトーが閉鎖されてしまったのは、ワインのシェア率を上げられなかったからでしょう。

というのもワインは確かに人気ではありますが、以前ワインのシェア率はイタリアなどの海外メーカーが握っており、日本の国内メーカーはそれほど高くありません。

しかも、日本のワイン消費量は確かに上がっているものの、若年層のアルコール摂取量が極めて少なくなっています。

帝国データバンクや国際ワイン機構によると、過去60年で見ると2025年現在のワイン消費量は低水準のようで、異常気象によって生産量も落ち込んでいるようです。

その上日本はワインの消費量が少ない中で激しい競争を繰り広げているので、牛久シャトーローカル企業がワイン産業で勝ち残るのはかなり難しかったものと思われます。

牛久シャトー再開する可能性について

牛久シャトーは2018年に閉鎖されましたが、2020年に営業を再開しています。

ただし営業再開しているのはレストランのみで、ワインの醸造所は閉鎖されたままです。

ワインの醸造所も営業再開するには、日本国内のワイン消費量を上げる必要があるでしょう。

しかし、牛久シャトーはそれをけん引できるブランド力をもっているわけではなく、他の事業も決して広くシェアを獲得しているわけではありません。

そのため、牛久シャトーが再びワイン醸造所として営業する可能性はかなり低いものと思われます。

その一方で国内の醸造所の中には度重なる天候不順や人手不足にもめげず、何度も営業再開しているところがあります。

キリノカセラーや秋田の地ビール醸造所がその代表例で、中には閉鎖してから5年以上経過してから営業再開した醸造所もあります。

したがって牛久シャトーも何年かしたら再開するかもしれません。

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牛久シャトーの歴史について

牛久シャトーは1903年から神谷傳兵衛が営業しているワインの醸造所です。

当時は神谷傳兵衛のシャトーカミヤの名前で営業しており、フランスで学んだ醸造技術と持ち帰った葡萄の苗を使ってワインの醸造に成功しています。

しかし、1922年に神谷傳兵衛が死去して以降シャトーの名前を守ることに苦労しています。

というのもシャトーという名前は、葡萄畑と醸造所をまとめたものを指しており、ワイン生産者の中にはシャトーの名前に特別な思いを持っている人もいます。

牛久シャトーもその一員で、神谷傳兵衛が死去してからも葡萄畑の一部をなんとか残す形で牛久シャトーの名前を守っています。

しかも2007年には官民の努力により結実した関東甲信越地域などにおけるワイン製造業の歩みを物語る近代化産業遺産群として認定され、全国にその名前が知られることになりました。

それでも日本にワインが伝わり様々な企業がワイン事業に手を出すようになり、徐々に牛久シャトーは競争力を失っていきます。

牛久シャトーもなんとか年間40万人もの来客数を足掛かりに、日本遺産に申請しましたが認可されることはなく、そのまま経営不振を引きずる形で2018年に閉鎖しています。

牛久シャトーの口コミや評判は

牛久シャトーは2025年現在レストランのみ営業していますが、口コミではすごく評判です。

オシャレな建物で雰囲気の良さが高く評価され、その中で食べられる料理はどれも美味しく、休日は家族連れで訪れる人もいるようです。

なお、社会情勢にならって入店数を制限していることもあるので、旅行時に立ち寄る人は事前に予約したほうがすぐ行けると口コミには投稿されていました。

難点は料理の量があまり多くないところです。

そのため、お腹いっぱい美味しい料理を食べたい人からの口コミはあまり良くなく、反対におひとりさまを楽しむ主婦など女性客から高く評価されています。

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まとめ

さて今回は牛久シャトーについて紹介してきました。

牛久シャトーは経営不振で2018年に閉鎖していますが、その後レストランだけ2020年に営業を再開しています。

ワイン醸造所の営業再開も望まれてはいますが、日本国内のワイン市場は難しい上に競争率が高く、すぐに営業再開できるようには思えません。

それでもワイン醸造所は営業を再開する事例も多いので、またワイン市場が大きく変われば十分可能性はあると思います。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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