こんにちは、Yoshiです♪
昨今、歴史ある飲食店の中には、近年跡継ぎを含めた人材不足で閉店することも珍しくないです。
そんな中、蝦夷ラーメン(東川)でも閉店情報がささやかれるようになってしまったので、この記事ではその理由と今後のお店の情報についても紹介しています。
ラーメン好き御用達のお店に今何が起きているのか、気になる人にもわかりやすく蝦夷ラーメン(東川)のお店事情を紹介しているのでぜひ見て行ってください。
蝦夷ラーメン(東川)の閉店理由が悲しい!
夫と食べたいラーメンの話になってものすごくお腹空いてきたーーー
北海道の東川の蝦夷が食べたい!!と思って調べたら閉店してた。なんでだよー食べたーい。
— yayoi (@yayoi07844972) January 18, 2023
蝦夷ラーメン(東川)が閉店した理由は、店主の森山さんの腰痛が悪化したため、30年の営業期間を経て2016年に閉店しています。
ちなみに2016年は他にも神奈川県を中心にいくつものラーメン店が閉店しており、いずれも店主の病気や人材不足が原因で閉店しています。
特に神奈川県にある日吉天神の閉店理由も蝦夷ラーメン(東川)と同じく深刻で、県内の一等地にあるにも関わらず人材不足で閉店してしまいました。
この様に近年ラーメン店の閉店数が深刻なレベルで増加しています。
その反面ラーメン店は元々閉店する数が多いとの見方もあります。
実はラーメン店を開店してもその内の40%が1年以内に閉店し、3年以内になると閉店率は70%にまで登ります。
そこに職人の高齢化現象の影響もあって閉店するのは仕方のないことなのかもしれません。
なお、例年のラーメン店の閉店数を調べてみると2024年は特に閉店数が多いらしく、1000万円以上の負債を抱えたお店が70店舗以上も存在しました。
この大きな原因となっているのが、ラーメンの価格と原材料の価格高騰です。
例えばラーメンは1杯当たり1000円以上にすると、ほとんど客が買わなくなってしまい、1000円以下にすると採算が取れなくなるというジレンマがあります。
特に近年のラーメンの材料費高騰は大手ラーメン店でも苦しめられるほどで、蝦夷ラーメン(東川)のような個人経営のラーメン店はさらに苦しい経営状態だとされています。
したがって、適正価格にしたいのに適性価格だと客足が遠のく悪循環に陥っており、近年のラーメン店の連続閉店に繋がってしまっています。
ちなみにラーメン店の90%近くは有限会社や個人経営のお店で、株式会社としてラーメン店を経営しているお店は全体の10%未満とされています。
そのため、銀行から資金援助をするにしても人材募集をするにしても、個人経営だと社会的信用が低く、どちらも集まらない場合があります。
このままではあと数年でラーメン店の年間閉店数は100件を超えると予想されているので、今からラーメン業界に出店する人含めかなり厳しい状況になると思います。
特に最近はウーバーイーツなどの宅配サービスが充実したことで、大手飲食店が顧客層のほとんどを握るようになってしまいました。
さらに食料品の高騰で外食を控える人も増えてきているので、外食産業は益々厳しい状況に置かれています。
蝦夷ラーメン(東川)の閉店の経緯は
蝦夷ラーメン(東川)の店主の森山さんは、元々腰痛持ちで2016年7月はさらに悪化した経緯があります。
そのため蝦夷ラーメン(東川)は時間を短縮して営業していましたが、いよいよ店主の森山さんが厨房に立てなくなるほど腰痛が悪化してしまい、2016年7月31日をもって閉店しています。
ラーメン店店主の年齢層についてのデータは見つけることはできませんでしたが、森山さんのように70歳を超えていると腰痛に悩まされる人は30%を超えます。
そのまま腰に負担をかける重労働を続けると、骨が破壊されてしまい日常生活すら満足にできなくなってしまいます。
そ
うなる前に蝦夷ラーメン(東川)店主の森山さんは、閉店する以外に選択肢はなかったのでしょう。
しかし、森山さんは閉店することに対して悔いはないようで、営業最終日に訪れたお客さんに丁寧にお礼を言いながら対応していました。
もしかしたら、腰痛持ちになった地点でこうなることを覚悟した上でのラーメン店営業だったのかもしれませんね。
蝦夷ラーメン(東川)の今後について!
蝦夷ラーメン(東川)店主の森山さんのような慢性的な腰痛は、長期間の治療が必要です。
そのため、蝦夷ラーメン(東川)が今後再営業する可能性はかなり低いものと思われます。
特に慢性的な腰痛は完治するのが難しいとされ、治療しても日常生活を不自由なく過ごせる程度までしか回復しません。
したがって、森山さんの腰痛が無くなって再び厨房に立ったら腰痛が再発する可能性もあります。
事実蝦夷ラーメン(東川)の森山さんは閉店して以降2025年になっても厨房に立っている様子がなく、療養生活を送っているようです。
親族の方が蝦夷ラーメン(東川)を受け継ぐとの情報もないので、このまま再営業することはないものと思われます。
蝦夷ラーメン(東川)の口コミや評判!
新アカウント初投稿が東川町の蝦夷ラーメン、しかも看板メニューの蝦夷ラーメンではなく、トントロという中途半端さ。 pic.twitter.com/sGrvFWfdJD
— BieiBito@北海道から避寒南下、九州から東南アジア (@BieiBito) February 27, 2015
蝦夷ラーメン(東川)は家族連れが訪れるほど入りやすいラーメン店としても有名で、店主の森山さんのラーメン作りの腕も評判が良かったです。
特に小学生から高校生に向けた630円の専用メニューが人気で、部活動帰りに立ち寄る学生も多かったそうです。
また、他のラーメンの価格も良心的で700円から800円くらいのメニューが多く、1000円以上のメニューはほとんどありません。
ちなみに1000円以上のメニューにはとんかつやとんとろなどがトッピングされている割には値段が安いので、注文する人が多かったようです。
残念ながらデザートまではメニューになかったようですが、他にもチャーハンやカレーライスなど空腹を満足させるには十分なメニューが多数あり評判も良かったので、本当に閉店は残念です。
まとめ
さてここまでご覧いただきありがとうございます。
今回は蝦夷ラーメン(東川)の閉店理由や経緯など私なりにまとめてみました。
改めて、蝦夷ラーメン(東川)は店主の腰痛が悪化したことで2016年7月31日をもって閉店しています。
その後も店主の腰痛の状態が芳しくないのか、再営業のお知らせもないようなので、完全に閉店してしまったようです。
しかし、ラーメン店は元々閉店率の高い飲食店として有名なので、この閉店報道に仕方ないとの見方があります。
このままだとラーメン店の年間閉店数が100を超えるかもしれないので、お気に入りのラーメン店がある人は今のうちに通っておいたほうがいいかもしれませんね。
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