吹奏楽のドラムはうるさい?叩く音量の正解は?

 

みなさん、こんにちは。

練習しているときに他の部員から「ドラムうるさい」と言われたことはありませんか?

指摘されると叩く音量を下げないといけないのですが、合奏だと指揮者に「ドラムもっと音量出して」と言われることもあります。

どっちが正解なのか分かりませんよね。

僕も悩んだ時期はありましたが、それなりに感覚が分かってきたので1つの意見としてご紹介しますので参考にしてみてください。

それでは、最後までゆっくりとご覧になってください。

吹奏楽のドラムはうるさい?

吹奏楽では、ドラムがうるさいと言われることは少ないです。

特に初心者やドラムの経験が浅い人ほど、叩く音量は小さい。僕もドラムの経験が浅かった時期は、「叩く音量を上げろ」と指揮者に指摘されてました。

ちなみにドラムがうるさいと言われる場合はこんな状況のときです。

・本当にうるさい
・小編成での場合

前者は本当にうるさいだけなので、音量を落としましょう。ただ、叩く音量だけ落とすと聞こえなくなるので、楽器が響く程度に留めてください。

後者は少人数で演奏するので、ドラムの音が大きく聞こえがちです。

詳細は後述しますが、小編成の場合は音量のコントロールが重要になります。

吹奏楽のドラムを叩く音量の正解は?

吹奏楽のドラムを叩く音量の正解はありません。

演奏する曲や演奏者の人数、場所によって音量は変わります。

他の楽器と同じメゾフォルテであっても、ドラムは一人しかいないので他の楽器より大きめに叩く必要もあります。

音量のバランスで悩んでいる場合は、指揮者に聞きましょう。

他にも合奏の通し練習を録音するのもアリです。

録音した音なら、自分自身で聞いてみてドラムの音が聞こえているかどうかが分かります。

僕は指揮者に教えてもらいつつ、録音して自分の音を聞いてました。

指揮者がOKを出した音量は録音した場合だと、どれくらいの音量で聞こえるかが分かるからです。

これを繰り返していくと、感覚で分かってくるので合奏で指摘されてもすぐ修正できます。

次に僕の経験談になりますが、編成ごとの音量のバランスをご紹介します。演奏する曲はポップスを想定した場合です。

大編成の場合

40〜50人の大編成だと大きめに叩かないと全く聞こえないです。

ただし、最初にご紹介したように音量を出そうとして力任せに叩くのはNG。

合奏を壊してしまい、他のメンバーに迷惑をかけてしまいます。

練習ポイントとしては、スネアドラムで大きな音量を出せるようにやってみてください。

ハイハットはそんなに叩かなくても聞こえます。

テンポが速い曲ほど、手首で叩くので音量が小さくなってしまいがちなので、手首だけでも大きくスティックを振れる練習をしましょう。

大きい音さえ出すことができれば、音量を下げることは簡単なので、まずは指揮者にドラムの音がうるさいと言われるまでやってみてください。

小編成の場合

小編成だと、そこまでドラムの音量は必要ないのですが演奏する人が少ない分、うるさくなりがちです。

ドラムは小さい音量でかつお客さんまで聞こえるようにするのが大変です。

吹奏楽経験者がよく言う「音を飛ばせ」というのがありますが、これがなかなか難しい。

ポイントはスネアドラムを響かせることですが、大半の人は音量を下げようとするあまり、表面の皮しか叩かないようにするので、全く聞こえなくなってしまいます。

あとはスティックのコントロール練習を毎日することで、音量のコントロールが出来るようになるので、教則本を見ながらやってみてください。

屋外で演奏する場合

最後に屋外で演奏する場合。

ソロや静かなフレーズ以外は基本フォルテで叩いてOK。

屋外は室内と違い、音が反響してくれないのでかなり大きく叩かないと全く聞こえません。

トランペットやトロンボーンは爆音で鳴らすので、ドラムは一人で叩く以上かなり叩かないとかき消されてしまいます。

色んな場面で叩く音量についてご紹介しましたが、演奏する人数、場所などでドラムが叩く音量は変わってきます。

最初のうちは難しいですが、経験を積んでいくうちに感覚が研ぎ澄まされるのでコツコツやっていきましょう。

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