みなさん、こんにちは。
ドラム初心者がぶつかる壁の1つにドラムロールがあります。
音楽テレビの番組で審査発表をするときに「ザーッ」となるあの音です(最近はティンパニが多いですが)。
ドラムロールが出来るかできないかで、演奏のテクニックに優劣をつける学校もあると聞くので身に付けておきたいですよね。
この記事ではドラムロールの種類やすぐに実践できるドラムロールのやりかたをご紹介しますので、参考にしてみてください。
最後までゆっくりとご覧になってくださいね。
ドラム初心者が苦戦するドラムロール
ドラムロールはスティックの跳ね返りを利用して演奏する奏法です。
ドラムに限らず、打楽器は「叩く」のが基本の奏法ですが、ロールに関しては全く異なる特殊な奏法となります。
スティックのコントロールが必要になるので、普段からスティックの跳ね返りを感じていれば、すぐ出来るようになります。
逆に基礎練習を疎かにしていると絶対にできませんので、どれだけスティックのコントロールの練習をしたかがポイントになります。
練習方法は後述しますが、先に裏技を伝えておきます。
練習はスネアドラムでやる前に机で練習すると跳ね返りの感覚を掴みやすいです。
なぜなら、机のほうがスネアより跳ね返るからです。
ドラムロールの習得ポイントは「跳ね返りの感覚を掴んでいる」が最も重要になります。
ドラムロールには2種類ある
ドラムロールは2種類あります。
・クローズドロール
・オープンロール
クローズドロールというのは、冒頭に説明したように「ザーッ」と聞こえる奏法です。
基本こっちを使用します。
オープンロールはダブルストロークを高速で叩く奏法です。
クローズドロールと違い、音の粒がはっきりと聞こえます。
2つの奏法の違いをざっくりいうと、叩いた音がはっきり聞こえるかそうでないかです。
両方習得したほうが便利ですが、吹奏楽はクローズドロールを使用することがほとんどなのでこちらを最優先で習得しましょう。
すぐ実践できるドラムロールの練習方法とは
ドラムロール(ここではクローズドロール)は、スティックの跳ね返りを途切れなくつなげることで「ザーッ」という音が生まれます。
試しに親指と人差し指だけで持ったスティックをスネアに押し付けてみてください。
「トトトトト」という感じで跳ね返ると思います。
片方のスティックの跳ね返り「トトトトト」が終わりきる前にもう片方のスティックをスネアに押し付けてください。
そうすると、音が重なる部分が出てくると思います。
その重なった部分を維持しながら、速度を上げていくと「ザーッ」という音に代わっていきます。
これは実際にやってみてもらえると分かります。
初日からドラムロールが出来るわけではありませんが、スティックの跳ね返りの感覚を掴めば、1週間もあれば習得できます。
クローズドロールは、コンクールの課題曲であるマーチで必ず出てきます。スネアドラムの座を手に入れたい場合は必ず習得しないといけない奏法です。
ぜひ、実践してみてください。
まとめ
ドラムロールの練習方法について見てきましがいかがでしたか。
ドラムロールは初心者にとって難しい壁ですが、スティックの跳ね返りを掴むことができれば必ず習得できます。
クローズドロールとオープンロール、まずは使用頻度が高いクローズドロールを優先的に練習してみましょう。
基礎練習を積み重ねることが成功への近道です。
焦らずコツコツ取り組んで、自分の演奏に自信を持てるようにしていきましょう!
マスターすれば演奏の幅がぐっと広がりますよ。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。
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