【吹奏楽】ドラム初心者に効率重視の練習をおススメしない理由

 

みなさん、こんにちは。

「吹奏楽で難しいドラムを叩きたい!だから効率よく練習したい」

「誰よりもドラムを上手くなりたい」

非常にその気持ちが分かりますが、ドラム初心者に効率よく練習することはおススメしません。

デメリットが大きいからです。

初心者こそ丁寧な練習が必要だと僕は考えています。

この記事でその理由をお話しするので参考にしてみてください。

ドラム初心者に効率重視で練習するのはおススメしない

ドラム初心者が効率重視で練習するのはおススメしません。

理由は2つあります。

①練習することが目的になる
②変な癖が身につく

初心者ほど効率よく練習しようとしますが、9割は全く成長できてません。

効率よく練習して上手くなる人は、もともとセンスがある人だけです。

短期間で何かを得ようとすると必ず失敗しますよね。楽器の練習も同じです。

練習することが目的になる

効率重視で練習していくうちに、練習することが目的になってしまいます。

練習の目的は人それぞれですが、テクニックを身に付けることや演奏の耐久力を高めるなど具体的な目的のために練習していると思います。

始めのうちは具体的な目的を持ちながら練習していても、次第に練習することが目的に変わってしまいます。

どんなに効率よく練習しても成果はすぐに現れません。

楽器に限らず、毎日練習して数ヶ月後に急に成長します。

「効率重視で練習しているのに上手くならない。もっと練習しないと」

こうなると既に練習することが目的に代わってしまっています。

他にも初心者ほど今必要な練習を分かっている人は少ないです。

どんなに効率よく練習しても、不要な練習だと全く成長しませんよね?

意味のない練習はほとんどないとは思いますが、少なくとも時間を使ってる割に成長スピードは遅くなることは断言できます。

僕も早く上達したくて効率よく練習しようと試みた時期はありましたが、全然成長できないどころか、下手になってました。

変な癖が身につく可能性が高い

効率重視の練習はとにかく叩きまくると思います。

叩きまくると確かにどんどん叩けるようになりますが、叩くことに意識が行ってしまって、正しいフォームで叩けてない可能性が高いです。

結果、叩き方に変な癖が身についてしまいます。

変な癖が身につくと何が悪いのか?ですが、手首や腕を痛めやすくなったり、腕に力が入りすぎて速いテンポで演奏しづらかったりなどデメリットがあります。

もちろん、プロでも変わったフォームで演奏するドラマーはいます。

ただ、彼らも最初は正しいフォームで練習しています。

基本をマスターしたうえで自己流へと昇華させているんです。

僕らアマチュアは基本を忠実に守ったほうが、長く楽器を演奏できるし、観客に変なフォームで叩いてると笑われる心配もなくなります。

以上がドラム初心者が効率重視で練習することをおススメしない理由です。

初心者は丁寧に練習することが上達への近道

ドラム初心者は丁寧に練習するのが1番上達しやすいです。

僕は高校時代に2人後輩がいたのですが、2年間効率重視で練習した後輩より、楽器を始めて約4ヶ月間丁寧に練習した後輩のほうが上手になっていました。

後者は事情があってフルートから打楽器にパートが変わったのですが、ドラムに触るのは初めてです。

ただ、丁寧に練習することの大切さを知っていたので、短期間で2年間効率重視で練習していた後輩より上手くなってしまったわけです。

効率重視での練習が絶対にダメというわけではないですが、丁寧に練習したほうが変な癖も身につかないので、メリットはこちらのほうが大きいと考えています。

まとめ

ドラム初心者が効率重視の練習がダメな理由についてお伝えしてきました。

初心者にとって効率的な練習よりも、丁寧な練習が重要である理由をご紹介しましたが、理解していただけたでしょうか。

最初に正しいフォームや基礎をしっかり身につけることで、長く続けても怪我をせず、安定した演奏が可能になります。

焦らず基本を積み重ねることで、確実に成長が見られます。

効率よりも「丁寧さ」を意識して、地道に取り組んでいきましょう。

その先に、誰もが羨むドラマーとしての未来が待っていますよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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