【吹奏楽】ドラム初心者がテンポの速い曲を叩くコツや練習方法

 

みなさん、こんにちは。

「ドラムで速いテンポの曲を叩きたい。だけど思うように叩けない」

ドラム初心者の悩みの種の1つです。僕も速く叩けるまで苦戦しました。

速く叩くにも練習量が必要ですが、手順を踏まないと速く叩けないし、手首を痛めてしまいます。

この記事では、ドラム初心者がテンポの速い曲を叩けるコツや練習方法をご紹介します。

最後までゆっくりとご覧になってください。

テンポの速い曲を叩くにはまず基礎練習

テンポの速い曲を叩くには曲練習の前に、基礎練習が必要です。

曲練習も大事ですが、基礎練習のほうがもっと大切です。

極論、基礎練習さえ出来ていれば、曲練習なんてほんの少しで済みます。

それくらい基礎練習は大事です。

高速で叩く練習として、以下の練習をやってみてください。

・シングルストロークで練習
・指を使った練習
・ダブルストロークで練習

この3つをマスターすれば、手首を痛めずに高速で叩くことができます。

シングルストロークを練習

まず、シングルストロークを練習しましょう。

右手で8分音符を4拍叩き、次に左手で同じように叩く。

最後に両手で16分音符を4拍叩く。

これをBPM60から始めて、BPM156までやってみましょう。

BPM156はXJAPANの楽曲「紅」のテンポです。

BPM156まで16分音符を叩ければ、大体の曲は演奏できます。

理想は自分が演奏する曲より速いテンポで叩けるようになっておくと、心に余裕ができるので楽に叩けます。

速く叩けるようになっていれば、焦る必要がなくなるので緊張もしなくなるという2次効果もあります。

理想はBPM200まで叩けると怖いものなしです。

ただ、最初のうちは手首を痛めないように楽に叩けるテンポまでを何度も繰り返してください。

無理に速いテンポを練習すると、手首を痛めてしまいドラムを叩けなくなる可能性もあります。絶対にやめましょう。

速く叩くには指も使う

高速で叩くには手首だけでなく、指も使います。

中指・薬指・小指の3本でスティックを押すイメージです。

タップ練習をイメージしてもらうと理解が早くなります。

もちろん、手首だけで速く叩くことはできるのですが、テンポが速いほど負担が大きいです。

最初は難しいですが、慣れてくると高速で叩けるようになりますし、楽に叩けます。

ダブルストロークをマスターする

ダブルストロークをマスターすることで更に早く叩くことができます。

ダブルストロークは1振りで2回叩くテクニックです。

シングルストロークは1振で1回しか叩けないので便利ですよね。

練習方法は、先ほどのシングルストロークとほぼ同じです。

右手で8分音符を2回叩いた後に、左手で8分音符を2回叩く。そのあとに16分音符を右手2回、左手2回で4拍叩きます。

これをBPM170までやってみてください。

ポイントは指を使うことです。

2回目を叩くときは必ず指を使わないと綺麗に叩けません。

ダブルストロークは指を使えるようにするために、ゆっくりなテンポで感覚を掴めば、とんとん拍子で速いテンポでも簡単に叩けるようになりやすいです。

また、ドラムだとスネア以外にハイハットやタム、シンバルなど色んな楽器があるので高速移動するのにもダブルストロークが有効です。

例えば、16分音符を4回叩くとします。スネアで4回叩いてもつまらないですよね。

だけど、タム2回、スネア2回をBPM160で叩くとなると移動が大変になります。

そのとき、ダブルストロークができれば、右手でタムを2回、左手でスネアを2回叩くことができるので、非常に楽チンです。

ドラムはいかに楽をするかも重要なので、速く叩けるに越したことはないです。

速く叩けるだけでも重宝されるのでやってみてください。

まとめ

ドラムでテンポの速い曲を弾くコツについて、お伝えしてきましたがいかがでしたか。

テンポの速い曲を叩くためには、基礎練習を徹底することが最も重要です。

シングルストロークやダブルストローク、指の使い方を習得すれば、手首の負担を減らしながら速いテンポにも対応できます。

練習では無理をせず、徐々にテンポを上げることを意識しましょう。

基礎を大切にしながら練習を続ければ、速い曲も楽に演奏できるようになります。

焦らずコツコツ取り組み、楽しみながらレベルアップを目指してください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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